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ポケスク総計十周年

 いつもポケモン小説スクエアをご利用いただきましてありがとうございます。
 9月24日でポケモン小説スクエアは、先代のポケモン情報エリアから計算して10周年を迎えることができました。
 これも、いつもご利用頂いている皆様のお陰です。本当にありがとうございます!

 10年前の自分に10年後もやってるよ、なんて言ったらどう思うでしょうか。10年は本当に長い、長かった。
 9周年のときに色々書きたい衝動に襲われていたのですが、この10周年を迎えたときにそれを書こうと決めていたので、今年はこの10年を順々に振り返っていこうと思います。

2005年9月〜2006年3月(第1期)


 最初は、Yahoo! Japanのジオシティーズに「ポケモントップインフォメーションセンター」という名前でWebサイトを始めたのが始まりです。この日が9月24日で、この日を記念日にしています。当時のプロバイダはYahoo!BBだったので、特に何の気なしにYahoo!で始めた気がします。ちなみに、Yahoo!BB会員だったので、広告なしの有料プランが無料で使えていたのに途中まで気付かずに使ってたりもしました。

 もともとWebサイトを作ろうと思ったのは、学校でHPの作成を授業で受けていましてそれの影響が強かったです。当時、ホームページ作成ツールといえばホームページビルダーというシェアソフトで、そんなのに手を出すこともできなかったので、タグ打ちで作ってました。もはや、このタグ打ちというのも聞かなくなりましたが……。なお、もちろん、今でもタグ打ちです。

 そのあと、9月28日にタイトルが長い! という理由で、「ポケモンインフォメーションセンターSP」に変えた気がします。SPはスペシャルだったのか、何だったのかは覚えていませんが、それでも長い! ということで、10月3日に「ポケモン情報エリア」という名前に変え、今でもこのサイト名はお気に入りです。この名前は、インフォメーション→情報 センター→エリアに変えただけだった気がします。センターがエリアになった理由は謎です。ただ、サイト名の変更については、相互リンクをしていただくために依頼をするにもこんな長いタイトルでは……という理由だった気がします。

当時のバナー


 このときは攻略情報がメインで、他にもいろいろなものがあった気がします。また、いろんなサイトさんともお付き合いさせていただくことになったり(その中のお一人はTwitterでつながっている方もいます)、14日には小説を書きましたが、お付き合いさせていただいていたサイトさんに掲載されていて、ああこういうのもあるんだ! と思って書いた気がします。ちなみに、このときの小説は「ワニノコ達の旅」で29日までタイトルがありませんでした。

 一番お付き合いさせていただいた方は、それから少し経ってから急にいなくなってしまいそれ以後、一度ブログにコメントを書き残していただきましたが、それ以降消息がわかりません。お忙しいとの事だったんですが、はて、その方は元気なのかいつも気になっています。(その方はポケモン情報エリアの略称「ポケ情」と呼んでくれた初めての方だと私は思っています)

 今はわかりませんが、当時のジオシティーズには、ジオシティーズで開設されているWebサイトの一覧が見れるページがあり(カテゴリ登録してたんだかんだか)そこで、とある小説サイトさんのある作品に感銘を受け、11月7日に「マーレ島の伝説」を執筆・公開しました。実はかなり冒頭はそっくりそのままに近い展開で、当時の自分もそう思ったのか多少差別化するために、エメルをエメラと言う名前にしていたのですが、その感銘を受けた作品の登場人物が「エメル」だったことから、書き間違えが頻発し、うちの作品でもエメルという名前に最終的に落ち着いた、という事情があります。

 既にその方がどうなったかも、その作品も公開されてはいませんが、今でも大事に個人的にその作品を保管していて、時々読んだりしています。それぐらい好きだった作品なんですよねえ。

 また、この時期にどんどんとコンテンツ(当時はコンテツなんて言っていました。今ではお恥ずかしい……)を追加し、1,000HITSから年末までには6,000HITSするようになり、だんだん成長していくことになります。

 この頃、Webサイトについていろいろ調べていくうちに、独自ドメインなるものを知ることになります。それまではジオシティーズのURLでやっていて、わかりやすく言うとアパートの一室を間借りし住所もそのアパートのものを使っていたような状態だったのですが、独自ドメインという自分だけの住所を取得することが、Webサイトをやっていくうちに必要なものでとても欲しい、と思うようになりました。

 そのため、翌年2006年の1月11日には、独自ドメインを取得しジオシティーズからロリポップのサーバに移転しました。より一層、Webサイトを強く作っていくことの意思でもあったのかもしれません。そんなつもりは当時なかったとは思いますが。なお、このときの独自ドメインは、今のsorakaze.infoのドメインではありませんでした。

 先ほどいろんなコンテンツがあったと書きましたが、3月10日に攻略コンテンツに注力するという目的だったと思うのですが、攻略・小説・交流コンテンツ以外はすべて削除しました。この時には既に、34,000HITSしていたり、同月23日には、審査制で登録されるとも限らないYahoo!ディレクトリに、サイトが掲載されたり、強い成長傾向にありました。


2006年3月〜2006年7月(第2期)


 5月3日は、100,000HITSにもし、当時大好で尊敬していた情報サイトさんの一日のアクセス数を上回ることすらもありました。少なくとも一日1,000人、最高で4,402人のアクセスがあったみたいです。いやあ、このときは本当に恐ろしいぐらい成長していました。ただ、その数字が徐々に私自身を狂わせていくことになりました。

 というのも、数字にこだわるようになり、少しでも減るとなんでだよ! と怒ったり、何が悪かったんだと落ち込んだり、数字がすべて主義が強く出て自傷するようになりました。そのことから、Webサイトの診断掲示板みたいなところがあり、そこで見てもらったりそれはもういろんなことをしていました。なんか、ニコニコで言うニコニコクルーズみたいなサイトにも登録したり本当必死でしたね。それで4,000人も超えてたのかもしれませんが、それは無駄だと気づくのはもう少し先のことでした。

 結果的に7月1日に、「ポケモン情報攻略」というサイト名に変更することになりました。これは、サーチエンジン最適化(SEO)の観点からのもので、要するに検索から訪問してくれる人が攻略サイトだとわかるには、サイト名に攻略と入れたほうが良いだろうという意味で、でした。ただ、「ポケモン情報エリア」という名前がとても気に入っていたので、かなりの決断でした。

 ただ、このときに匿名での書き込みがあり、私が数字にこだわってもがいていることもご存知だったようで、「所詮、個人サイトなのだからご自身の好きにした方がいい。サイトは自分のものなのだから、好きにしても何も言わないよ」というお言葉を頂き、最終的にポケモン情報エリアという名前に戻し、3日後にポケモン情報エリアは仮閉鎖することになります。

 このとき仮としたのは、まだやりたいという気持ちの現われだったのかわかりません。ただ、攻略サイトと謳いながらも、自作小説は捨てようとせず、ずっと取っておいたことから、小説に関しては続けたいのではないか? と思い、16日に小説サイトとして「ポケモン情報エリア」を復活させることになります。

 またこのときの経験から、数字を追い求めすぎてはいけない、という教訓を学び、それ以降数字を気にすることはほとんどなくなりました。もちろん、ある程度の指標にはなりますので参考にはしていますが。ちなみに、このときのアクセス数を超えることは今でもかなっていません。


2006年7月〜2007年2月(第3期)


 この時の流れが、それ以降、小説に携わることになった経緯でもあります。

 小説サイトとして復活した後、自分の小説だけを公開するようになり(このとき人ポケ戦争も既に連載中でした)、作者専用小説棚というWeb-Patio CGIを利用した、私以外の作者さんが小説を投稿できるようにしたり、作者専用本棚はCGIを使っているのでやり過ぎると運営に怒られる(実際それぐらいでは怒られるはずもなかったのですが)ということで、何個かに限定し、それを使えない方には、STSという小説投稿システムを提供することになります。

 このSTSは、小説投稿フォームに小説を投稿してもらい、それを私がファイル化してサイトに掲載するという、全手動のありがちな小説投稿サイトの形だったのですが、このときのSTSという仕組みが、後にP-STSとして全自動のプログラムになるのはそれから何年も先のことです。

 それから暫くの間、小説サイトとして運営することになり、小説コンテストをやったり(記憶の片隅にそんなのあったなレベルでしか覚えていなかったりします……)していきます。このとき1周年記念に「ワールドバトル」の連載を開始し、参加チームを募集したりもしました。

 ただ、このとき「ポケモン情報エリア」というサイト名で、攻略時代からの流れがまだ多く、訪問している人たちの期待に全く添えていない、という理由だったと思うのと、自作品に集中したいという気持ちからだったと思うのですが、2007年2月に気に入っていた「ポケモン情報エリア」という名前を作者専用小説棚とSTSとともに捨て、今のサイト名である「ポケモン小説スクエア」という、私個人の小説を掲載する個人の小説サイト名に変更することになりました。このときに、2006年10月に取得していたsorakaze.infoドメイン化に「ポケモン小説スクエア」を移転しました。ただ、まだ今のサイトURLではありませんが。


2007年2月〜2009年10月(第4期)


 それから、人ポケ戦争やマーレ島の伝説が完結したり、いわゆるボツ作を秘密ページを作って公開したり、まあ、それは個人サイトっぽいことをやっていました。まだ、攻略サイト時代の波があったものの、この頃はいろんな作品を書いていて、今でもその作品の大多数がこのときに書いたものです。

 2周年からブログの記事も残っていて振り返りをずっとしてきていますが、あまり参考になりませんでした……w

 2周年記念では「沼と砂」という短編を書きました。この作品はANDシリーズとして、全2作のシリーズの1作目ですが、実はこの時にそんなつもりはなく、最後にライジの名前が出るのも、当時の気まぐれだったと記憶しています。この作品は後に、当時お世話になっていたサイトさんに投稿したところ、ご感想・ご批評をいただきまして、その批評をあとづけで解消するために2作目を書いたという経緯があります。

 また、10月にはワニノコ達の旅をマンガ化していただけるなどの出来事もあり、そのお世話になっていたサイトさんに出入りもしていたり、とても小説を書くことには充実していました。ただ、このとき同じ小説書きのお友達はおらず、お世話になっていたサイトさんにも馴染めずにいて、オフ会に参加したりもしたのですが、そのサイトさんは肌に合わずにそっと離脱してしまいました。

 また、この頃一次創作もしており、二次創作の小説が少しずつ減っていた時期でもある気がします。

 ただ、この時期には自分の作風が確立できないことや、2008年7月に公開した一次創作小説「螺旋ループ」や翌月の「審判者の末」といった作品によく現れているように心理描写にとても気を使っていました。これが逆に負担になってしまい、思うように作品が書けなくなったのはこの時期だと思います。心理描写の件は、アガサ・クリスティの影響でもあります。

 また、今だからこそ言えますが、この頃に私は恋をしていまして、そちらに意識を多分に持っていかれたというのもあると思っています。

 3周年記念で「熱と冷」という短編を書きました。この作品がANDシリーズの第2作目であり、昨年度の記念作品の続編となりました。

 この年には、「トレンズフェニックス」という作品が完結し、前述のとおり思うように作品を書くことができなくなったこともあり、サイトの存続意義についても考え始めていた頃だった気がします。少しでも存続させるためと、この当時から既に仕上がりに納得がいかなかった「ワニノコ達の旅」のリメイク版を書き始めた気がします。あと、作風を確立という意味で、このシリーズを主軸にしたいという気持ちもあったのかもしれません。

 ただ、このシリーズの続編である「ビーオーバー(仮)」の構想も決まらず、サイトのアクセス数もこの時期には落ち着いており、本当に個人の小説サイトという感じで、ある意味ではサイトの閉鎖に一番近かった時期だと今考えると思います。

 どういった目的が忘れてしまったのですが、そのサイトの存在意義という問題の解決策の一つや、自分のように沢山の人が小説を公開してほしいといった気持ちもあってだった気がしますが、2009年の5月に今のポケスクのP-STSのVersion2を仮運用ということでリリースすることになります。このときはまだ自分の小説の連載が続いていたので、自分の小説の他に他の方の小説を公開するという状態でした。

 ちなみに、私が主催した第1回のオフ会は2009年の8月でした。

 4周年記念で「五本の尻尾」という短編を書きました。この作品はANDシリーズではない、独立作品です。

 この五本の尻尾という作品の次に書いた小説が、2012年に実施した覆面作家企画1に投稿した「雨の日の「日常」」であり、小説を書くことはこの頃からなかったことになります。実際にサイトでは連載していましたが、既に書き終えた作品を週単位で公開していただけに過ぎませんでした。


2009年10月〜2010年10月(第4.5期)


 10月3日にはP-STSの正式リリースをし、今後は小説投稿サイトとして運営していくことを決め、今のポケスクの原型ができたのはこの頃です。

 ただ、この頃はまだ人ポケ戦争のリメイクを連載していたので、P-STSはまだ一コンテンツに過ぎませんでした。人ポケ戦争のリメイクの連載が終わったのは、2010年8月。この時期はまだ淡々と個人小説サイトを運営しつつも、小説は全く書いていませんでした。ある意味では、この連載が終わるまでシステム開発を進めることで、連載終了時に備えていた状態でした。

 この頃はC#を使ったソフトウェアの開発もしていましたので、Sorakaze.infoのサイトの方に力を強く入れていたというのもありますが。
 ソフトウェアのあくまで一覧ではありますが、雑誌に紹介されたのもこの頃。


2010年10月〜現在(第5期)


 5周年記念以降は、小説を書いていなかったのでありません。

 2010年8月に私の連載が終了したので、このときから小説投稿サイトとして運用がスタートし、おそらくトップページももうP-STS主体のものに変わっていた気がします。こうして、今のポケスクはスタートしました。

 なので、かれこれ小説投稿サイトとして、ポケスクはまだ5年程度のサイトであったります。
 それでもその半分は小説投稿サイトとして、運営しているんだなあ、と思うと感慨深いです。10年もやるわけない、と思いますが、5年をやるのも思っていませんでしたし。

 ただ、この時期はまだC#のソフトウェア開発を進めていた頃で、平行して行っていたので少し抜けていたところも多かったように思います。
 実際、このときのP-STSはVersion2.xですが、リリースペースに間が開いていたり、機能としても、今と比べるととても貧弱で、C#かWebサイトか、どちらの道をメインで選ぶのか迷っていた気がします。結果的に、この頃にiPhoneアプリやAndroidアプリなどの市場が活発化し、ソフトウェア開発――特にC#によるデスクトップアプリケーションの道は将来暗いと思い、Webベースのサイトにしたような気がします。

 2010年10月には断筆宣言をしています。連載が終了したというのもありますが、連載作品は2008年中には全て書き終えており、ただ隔週で公開しているだけだったので、実際は、当時新規で作品を書くことができなくなっていたというのが大きな理由です。いわゆるスランプ状態だったのですが、プログラミングに生活が移行していたというのもあるかもしれません。

 2011年になると、読書週間や今は終了したオススメ作品もスタートし、今も活動されている方がこの頃にいらっしゃるなど、サイトとしても活発になってきました。

 2011年6月には私的なことではありますが、入院をしまして、その入院がまさに怪我の功名、今のP-STSの原型とも言えるVersion 3を作成するための知識を入院中に蓄え、退院後にVersion 3をリリースするための開発が進み、10月にリリースすることとなりました。その10月のリリースとともに、今のURLにポケスクを移転することになりました。

 まだまだ安定しないシステムではありましたが、翌年の2012年には覆面作家企画の第1回を実施するなど、人も少しずつ増えていき、今のポケスクを少しずつ順調に形成していく、とても大事な時期になりました。この頃いらっしゃった方が多く活動されており、本当に感謝しています。

 ちなみに、前述で断筆したと書きましたが、覆面作家企画1を企画するにあたり、私自身作品を投稿しています。企画をしたのに誰も投稿しないのではシャレにならない! ということで、自分で作品を書く必要に迫られたためで、自分の作品ができてから企画をスタートさせてました。この企画の後に「ヌオーの湖」を執筆するなど、少しずつ書けるように戻ってきたのかな、という気がしますね。

 それからは数順調に1年に10万アクセスを更新するぐらいのアクセス数となり、数字としても安定していろんな方が利用していることがわかるようになります。システムとしても、いろんな経験や知識の範囲が広がり、少しずつ様になるようなものができていた気がします。

 まだ、記憶に新しい方も多いと思うのですが、2014年8月にはポケスクユーザさんが主催でオフ会を実施していただくことがあり、年の瀬にはカレンダー企画がユーザさん主催で実施されるなど、ユーザさん主体によるポケスクの新しい交流の形が作られ、今年8月には再びオフ会が開かれるなど、新しいステップをポケスクは歩んでいます。

 そして、ついに今日2015年9月24日、ポケモン小説スクエアもといポケモン情報エリアは、10周年を迎えることになりました。

 ここまで書き記してきたように、様々なことがありました。サイトが進化することに私も成長し、まさに喜怒哀楽の出来事があり、人生の一部と言っても間違ってはいないと思えます。それだけ本当に10年は生易しいものではなく、そして長かった。

 この10年の節目にまた新しいことをスタートさせます。まだ私が経験したことのない新しいことです。
 これからもまだまだいろんなことがあると思いますが、10年経ってもサイトをやめるつもりはありません。

 今後もしっかり運営していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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  • 2017.08.16 Wednesday
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